【気になる】親世帯と近くに暮らす「近居」はメリットいっぱい!

【気になる】親世帯と近くに暮らす「近居」はメリットいっぱい!

【気になる】親世帯と近くに暮らす「近居」はメリットいっぱい!

これからマイホームを購入する方にとっては、「どこに住むか?」がまず最初に問題になってくると思います。

お気に入りの街を選んだり、勤務先の近くを選んだり、住む場所を選ぶ基準はさまざまだと思いますが、今、親世帯の近くに住む「近居」に注目が集まっております。

「近居」とは、国土交通省の調査で「住居は異なるものの、日常的な往来ができる範囲に住居することを指すもの」と言っており、約30分以内の移動時間で行き来できる距離に住むことです。

かつては、結婚したらどちらかの親世帯と「同居」ということも少なくなかったと思いますが、現在は「同居」には抵抗感がある人のが増えているようです。

同居は何かと便利ですが、近すぎるために、お互い気を使いすぎてしまい、ストレスが増える原因にもなってしまうからです。

これに対し、「近居」であれば、同居のようなストレスも無く、もしもの時はすぐに助け合えるという、いいとこ取りの生活ができるようになります。

「近居」のメリット

「近居」のメリットは、それぞれの家庭によっても違いがあると思いますが、主なものは次のとおりです。

・何かあったときにすぐに助け合える

・お互い気兼ねなく暮らせる

・孫の成長や親の健康状態など、お互いの様子がすぐ分かる

・補助金が出る自治体もある

例えば、我が家のような共働きで小さい子供がいる世帯の場合、子供が何らかの理由で保育園や小学校を休むときに、夫婦のどちらが休みを取って面倒を見るかが問題となってきます。このような場合に親世帯が近くにいれば、すぐにお願いすることができて、とても助かります。

また、同居の場合は、お互いの生活リズムを気にしたり、食事やインテリア等の好みを気にしたりで、何かとストレスがありますが、「近居」の場合は、それぞれ別々の生活なので、気兼ねなく暮らせます。

孫の顔を見たければすぐに会えるし、親が高齢になってきて健康状態が気になる場合でもすぐに会えるので、お互いの様子がすぐに分かるというメリットもあります。

更に、居住する自治体によっては、同居や近居のためにかかった費用に対して助成金を支給するところもありますので、各自治体のホームページもご確認ください。

「近居」のデメリット

しかし、近居もメリットばかりではありません。主に、次のようなデメリットもあるようです。

・子育てに関する親世帯の負担が重すぎる

・過干渉

私は、毎朝娘を保育園に送っていくのですが、その際に、泣き叫ぶ孫を送ってきて、疲れた表情をしている祖父母の方を見ることも少なくありません。

夕方迎えに行く妻に話を聞くと、帰りも同じような光景を見かけるとのことでした。

我々世代でも大変な子育ては、いくら孫がかわいいと言っても、高齢の祖父母にとってはかなり大変な負担となってしまいます。

また、すぐに会えるがために、お互いに「ああした方がよい、こうした方がよい」と口出しされるということもあります。

まとめ

以上のように、メリットが多い「近居」は、私もおススメしたい住まい方です。

実際、我が家のように共働きで子育てしている世帯にとっては、何かと親世帯の助けがあると心強いです。

特に、子供が小さいうちは、保育園や小学校で病気をもらってしまい、呼び出しをされるということが頻繁にあります。

そのような場合、仕事の都合ですぐに迎えに行けない場合でも、親世帯が近いとお願いできて助かります。

とはいえ、「デメリット」部分も無視はできないので、「子供が小さいうちだけ」という期間限定でやってみることも、ひとつの選択肢になるかと思います。

(希望の物件探しには、↓こちらも参考になりますよ。)

 

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