認知症

「信託」を活用した相続対策

「信託」ってなに? 資産を次の世代に引き継ぐための相続対策について、最近は雑誌やセミナー等でも頻繁に取り上げられるようになりましたね。 その資産を引き継ぐ方法の一つに、「信託」があります。 信託とは、財産を持っている方(委託者)が、信託行為(遺言・信託契約等)によって、信頼できる方(受託者)に財産を移転し、その財産の所有権は受託者に移転した後、一定の目的(信託目的)に沿って、誰かのため(受益者)に […]

認知症や知的障害・精神障害のある方の権利・財産を守る「成年後見制度」について②(任意後見)

「任意後見制度」とは? 前の記事で紹介した「法定後見制度」は、既に判断能力が低下している場合に利用する制度であるのに対し、「任意後見制度」は、まだ判断能力が十分にある方が、将来に備え、支援をしてもらう人と契約を結んでおき、判断能力が低下したときに任意後見監督人選任の申し立てを行うことにより支援をしてもらう制度です。 本人が十分な判断能力があるうちに 将来、判断能力が不十分な状態になった場合に備え […]

認知症や知的障害・精神障害がある方の権利・財産を守る「成年後見制度」について①(法定後見)

「成年後見制度」ってなに? 人生100年時代といわれる超高齢化社会の現代、今まではあまりなかったリスクが注目されてきております。 それは「長生きのリスク」です。一般的に、長生きすることは良いことと言われてきましたが、それは心身ともに健康である場合の話です。長生きしても、医療費や介護費の負担がかかったり、認知症などにより判断力が低下すれば、自分にも身内にも様々なリスクが発生します。 このような認知症 […]

相続対策で今できることは?

相続は準備が大切 相続はお金持ちだけの問題で、うちはほとんど財産が無いから関係ない。 親戚との関係も良好だから、揉める事はない。 ほとんどの方は、このように思っていることと思います。 そして、ほとんどの方は、何も準備をしていないことと思います。 特に、人生100年時代といわれている現在は、70代、80代でもまだまだ元気な方も多く、自分の相続手続きというものをまだ考えられないのではないでしょうか? […]