「任意後見制度」とは? 前の記事で紹介した「法定後見制度」は、既に判断能力が低下している場合に利用する制度であるのに対し、「任意後見制度」は、まだ判断能力が十分にある方が、将来に備え、支援をしてもらう人と契約を結んでおき、判断能力が低下したときに任意後見監督人選任の申し立てを行うことにより支援をしてもらう制度です。 本人が十分な判断能力があるうちに 将来、判断能力が不十分な状態になった場合に備え […]
「成年後見制度」ってなに? 人生100年時代といわれる超高齢化社会の現代、今まではあまりなかったリスクが注目されてきております。 それは「長生きのリスク」です。一般的に、長生きすることは良いことと言われてきましたが、それは心身ともに健康である場合の話です。長生きしても、医療費や介護費の負担がかかったり、認知症などにより判断力が低下すれば、自分にも身内にも様々なリスクが発生します。 このような認知症 […]
長期優良住宅化リフォーム推進事業とは? 長期優良住宅化リフォームとは、既存の住宅について、耐久性、耐震性、省エネ性、バリアフリー性、可変性、維持管理がしやすい等の良質で長く使える住宅にリフォームすることです。 この長期優良住宅化リフォームをすることにより、良質で長く使える住宅を増やし、若い世代の中古住宅取得環境の改善、子育てしやすい環境の整備などを図るため、このようなリフォームに対し最大300万円 […]
「家賃返済特約付きフラット35」の申込条件 家賃返済特約付きフラット35を利用すると、将来、フラット35の返済が困難になった場合、返済方法変更の特例により返済期間を延長して、毎月の返済額を減額した上で、一般社団法人移住・住みかえ支援機構(JTI)が住宅を借り上げて転貸し、その家賃で返済を継続することができるようになります。 この家賃返済特約を申し込むにあたっては、次のような条件があります。 JTI […]
返済困難に備える「家賃返済特約付きフラット35」 全期間固定金利のフラット35を選ぶ方の多くは、将来にわたって返済額が変わらない安心を得ることが目的であると思います。 しかし、フラット35を選んだ方でも一番不安に思うことは、将来にわたってきちんと返済を続けられるかどうかということではないでしょうか。 最長35年という返済期間の中では、どこの世帯でも収入が大きく変動する可能性はあります。 実際、うち […]
全国の地方自治体が抱える課題 現在、全国の地方自治体では、次のような課題を抱えております。 ・地域の高齢化 ・空き家対策、空き家の有効活用 ・地方創生に伴う施策 これらの課題に対し、地方公共団体と一般社団法人移住・住みかえ支援機構(略称:JTI)、JTIに加盟する協賛事業者が連携して、「マイホーム借上げ制度」の導入・利用が進んでいます。 「マイホーム借上げ制度」については、何度か紹介しておりますが […]
「うちは大丈夫。」は危険 相続手続きというものは、人生において何度も経験するものではありませんので、どのような手続きをするものなのかよく分からないのが普通です。 そして、身内が入院でもしていて、もう長くは持たないというような状況でもない限り、相続について親族間で話し合うこともなく、どこか他人事のように考えていることと思います。 うちは親戚付き合いも普通にしているし、とくに変わった親戚はいないので、 […]
「安心R住宅」マークは安心の証 「安心R住宅」とは、中古住宅の流通を促すために、中古住宅に対する ・「不安」・・・耐震性や老朽化が不安 ・「汚い」・・・古い、内外装が汚い ・「分からない」・・・家を選ぶ基準となるような情報が少なくて判断できない といったマイナスイメージを払拭するため、耐震性があり、建物状況調査(インスペクション)が行われた住宅で、リフォーム等について情報提供されている中古住宅に対 […]
共働き夫婦の住宅ローンの組み方 今は共働きの世帯が多いですよね。 厚生労働省の資料を見ると、年々、共働き世帯が増えていることが分かります。 我が家も共働きで、下の娘は保育園に通っておりますので、周りにいるパパ友・ママ友もみなさん共働きです。 共働きの世帯は、収入の面などで良いところも多いですが、子育てまで加わると、毎日ドタバタでなかなか調べ物をしたりする時間が取れませんよね。 そんな中でマイホーム […]
住宅ローンの返済困難を立て直す『再起支援借上げ制度』 無理が無いように組んだ住宅ローンでも、会社の業績不振による給与減やボーナスカット等により、突然返済が困難になってしまうこともあります。 法律事務所に持ち込まれる住宅ローン関連の相談でも、このような収入減やリストラ等により、住宅ローン返済が困難になってしまったという案件が非常に多いです。 通常、住宅ローンの返済が困難になって生活費も苦しくなってく […]